魚へのダメージを少なくする方法・工夫 / 魚に優しいアイテム紹介
魚へのダメージを少なくする方法・工夫 / 魚に優しいアイテム紹介

みなさん始めまして、Actibu Outdoor ヤスです(Actibu Ch) YouTubeで現在フランスのルアーフィッシングをメインに配信してます。

バス釣りなどのルアーフィッシングでキャッチ&リリースの釣りをしていると誰しも経験することじゃし、していくことじゃ思います。

”魚を必要以上に傷つけてしまう事”

自分がバス釣りを始めた中学生の頃は釣れることの方が嬉しくて、そこまで考えれていなかったような気がしますが、やはり、必要以上に傷つけてしまった場合、心が痛みます

後味も悪いですよね?大丈夫かなあの魚?自分のせいで死んでないかな?

”キャッチ&リリースの釣りをしている時点で何言ってんだ!”

と思われるかもしれません。それは自分も重巡承知の上です。そのように言われても仕方がないと思います。

少なからず釣り自体、魚を痛めてしまう行為に他ならないと思いますし、やはり釣る楽しさ、釣れる楽しさを追い求めてやってる以上、娯楽であり自己中心的な行為なのかもしれません。

それでも、釣りはただの娯楽ではなく、自然との架け橋をしてくれるような素敵な ”遊び” だと思います。これも、釣りという行為を正当化したいだけのエゴかもしれませんが、私はそう思います。

ということでそうゆう釣りを続けていくのであれば、少なからず魚への配慮は出来るだけしていきたいと思うようになってきました。

”食べる”のが目的なら、その配慮はいらないのかもしれない。

しかし、最初からリリースするのが前提であるのであれば、出来る限り、魚を傷つけずに元気に帰ってもらいたいし、そうするための配慮はこちらがしていかなければならないことだと思ってます。

その為の配慮がこの4つです。

  1. ランディングネット
  2. フィッシュグリップ
  3. バーブレスフック
  4. プライヤー&フックリムーバー

偉そうに言ってますが、私はこのような配慮を怠ってきて必要以上に傷つけてきた魚が沢山いるし、今でも配慮出来ていない時もあり、傷つけてしまうことはありますし、完璧にその配慮が出来ているわけではありません。

これからも努力していかなければならないことですが、意識して心がけていくべきことなのかなと思うので、

ここでは何故そう思うのか、そしてそのために何故それを使っているのかを、自分の経験を踏まえて説明していきたいと思います。

この記事でわかること

魚への配慮アイテム;

1ランディングネット、2フィッシュグリップ、3バーブレスフック、4プライヤー

が何故魚を配慮する意味でいいのか?導入をおすすめするのかを自分の経験と考えを紹介します。

ランディングネット

ランディングネット

魚への配慮という上でランディングネットが、最初で最強の方法の一つじゃと思います。

理由1:魚体へのダメージを少なく出来る

バス釣りなんか特に魚を引き抜くことはよくあると思います。

配慮が出来ている人であれば、引き抜く場所も考慮して引き抜いていると思いますし、引き抜いた後も濡れた場所、草の上や、枯れ葉の上など、なるべく魚体へのダメージが少ない場所へゆっくり着地させています。

しかし、それが出来ない場合も実際あります。誤ってアスファルトやコンクリートの上に置いてしまったり、夏なんかそうゆうところはめちゃくちゃ熱いわけですし、熱くなくてもその上で乱雑に扱われれば、魚体に傷が入ってしまいます。

引き抜いた時にフックが外れて地面に落としてしまうこともあります。

そればかりは、しょうがない時もあるし、私もしてしまうことは今でもあります。

そこをなるべくランディングネットですくってあげれば、落とすこともないし、地面においたとしても地面と魚体の間にはネットがあるので、魚体へのダメージも少なくなります。

理由2: 足場の高いところでもランディング出来る

釣りをしていると足場の高いところから釣りをすることもしばしば、

護岸沿いや、水門周りなど、手で直接ランディングが不可能な場所で釣りをする経験もあるはず。

そうなると、ネットがなければ引き抜くしかないわけじゃけど、

引き抜くとやはり、フックが外れたり、身切れして魚が落ちてしまったり、ラインブレイクしてしまったりする可能性は高まります。

そうすると、魚にダメージがあるし、ラインブレイクしてしまったら、魚にルアーとラインが残ってしまうことにもなります。

ライトタックルで普段引き抜けるような魚しかかからないところでも、不意な大物が来ることもあります。

私も最近、普段大きな魚が釣れないところで、初めて不意な大物がかかってしまい、ネットを用意しておらず、ラインブレイクしてしまい反省しているところです。

そんな場合でも3mとか伸びるランディングネットを持っていれば、そのリスクを回避できることにつながります。

理由3: 優しくリリースしてあげれる

足場が高いところでの釣りにつながる話ですが、

無事に引き抜けたとしても、リリースする際もそこから魚を返してあげることにほぼなります。

足場が高いわけですから、魚をほぼ投げなくてはならなくなる。

小さければいいわけじゃないですが、小さい魚であれば、ダメージが少ないものの、大きくなればなるほど水面との距離が高くなれば、落ちる角度にもよるかと思いますが、ダメージも大きくなります。

そんな時ランディングネットがあれば、ネットに魚を入れて、水中の中で優しくリリースが出来るし、疲れてしまっているなら、ネットの中で回復もしくは蘇生させてあげてリリースすることも出来ることにつながります。

デメリット:荷物が増える

唯一のデメリットは荷物が増えるということ。

確かにいかにコンパクトなランディングネットといえど、サクッといきたい時ほど荷物にはなります。

しかし、その面倒をするだけで、ダメージを与えることなくリリースできる魚がいるなら、そこは我慢すべき点なんじゃないかと思います。

タモジョイントやタモホルダーをつけていれば携帯性も上がりタモの携帯がしやすくなります。

その面倒の方が、ラインブレイクして、ルアーを魚に残してしまった後悔よりいいのでは!(自分にも言い聞かせてます)

おすすめのランディングネット

https://www.actibu-outdoor.com/ogk-shaft-miniset340

自分も現在使っているOGKのランディングネット&シャフト(3m伸びる)のセットです。

そちらのレビュー記事もあるので気になる方はご覧ください。セットでリーズナブルな価格ですし、今のところ十分すぎるほど活躍してくれてます。

タモジョイントはついていないので、ネットとシャフトを折りたたみたい方は、別途タモジョイントを購入する必要があります。

自分は携帯性を上げるために、タモジョイントをつけて折りたためるようにしているのと、状況に応じて色んなところにかけれるタモホルダーもつけています。

最近はマグネットリリーサーも便利でつけてますね。

携帯性を上げるアイテム:

タモジョイント

ネットとシャフトを折りたためるようになるだけで、一気にコンパクトになり、携帯性がアップします。

現在私も使用している昌栄のタモジョイント。

以前メジャークラフトのタモジョイントを使っていたんですが、壊れてしまい、こちらに変えました。定評あるだけに使いやすいし丈夫そう。個人的にはこちらの方が好きですね。

タモホルダーもサクッとバックの片隅やベルトなど色んなところにかけることが出来るようになるので、ついてると色んな状況や装備次第で、タモをかけることが出来て便利です。

https://www.actibu-outdoor.com/landing-net-holder

タモホルダーだけで十分かなと思っていたんですが、マグネットリリーサーも最近は併用しています。釣り場ではタモを開いている(ネットとシャフト)ことが多く(魚がかかってタモを開いているとバレやすいので)、その際はネットを既に開いた状態で、マグネットリリーサーでぶら下げている方が多いですね。その方が魚がかかった時スムーズにランディングしやすいです。

ネットの素材

ネットの素材でも魚へのダメージが違います。

よくあるナイロンのネット(釣りのラインと同じような)は水切れがいいですが、硬くネットの中で魚が動き回ると、魚体の粘膜を削いでしまったりするため、無いよりはいいと思いますが、よりダメージを軽減しようと思うと、

ラバーコーティングネットやラバーネットが存在します。

ラバーコーティングネット

プロっクスなどからサイズ別で交換用ネットが出ているため、簡単に交換することが可能です。

ラバーネット

渓流の魚(傷つきやすい)に使われるネットです。

このタイプのネットが1番魚へのダメージが少ないと思います。

デメリットとしては少し重くなってしまいますが、個人的には気になるほど重く無いです。

これも同様にプロックスなどから交換ようネットが出ているため、簡単に交換が出来ます。

フィッシュグリップ

フィッシュグリップ

続いて魚への配慮で出来ることの一つが、フィッシュグリップじゃないかと思います。

フィッシュグリップを使用する理由1:危険回避

基本的にバス釣りでは、直接バス持ち(素手でバスの下顎を使む持ち方)しても大丈夫なので使うことはないですが、

ナマズや、雷魚、海じゃとチヌとか、牙があったり、クチバシのような口をしていたりと、素手で持つことが危険な魚はフィッシュグリップを使用する必要があるかと思います。

フィッシュグリップを使用する理由2:魚へのダメージ減

フィッシュグリップを使うことで、スムーズにフックを外して魚体に触れることなくリリース出来るというメリットもあります。魚体に触れて粘膜が取れたりすると弱ってしまう魚もいるので、

触れずにリリース出来ることにもメリットはありますが、フィッシュグリップの種類や使い方によっては、必要以上のダメージを与えてしまうことになるので、使うフィッシュグリップの構造や素材、そして使い方は気をつけなければ行けないと思います。

しかし、デメリットもあります。というかフィッシュグリップを使わない理由もあります。

フィッシュグリップを使わない理由1:魚へダメージを与える

使う理由で魚へダメージを与えない為と書きましたが、それは適切な種類のフィッシュグリップを使用している場合と適切な使い方をしている場合で、

気にせずに使っていると、魚にダメージを与えてしまうことの方が多いように感じます。

現在フランスでパイクフィッシングをしているんですが、ノーザンパイクは牙が鋭い為、以前はフィッシュグリップを使用している時期がありました。

メーターを超えることもある大きなパイクは、(パイクに限らず大きくなればなるほど)フィッシュグリップで持ち上げた時にグリップされている部分や、魚の下顎にかかる負担はかなりのものになります。

その時に魚が暴れたりしたら?

魚をぶら下げている時に魚が暴れたら、その際に持ち方によってはグリップが魚の下顎を貫通してしまうこともあります。回転機構のついていないフィッシュグリップを使っていて、魚がローリングするように暴れた場合、フィッシュグリップを握っている手を強く固定していたら、回転しようとする魚体に対し、動かないフィッシュグリップ、、、下顎が破壊されてしまうかもしれない。

そうじゃないにしろ、グリップされていた部分は大きな傷が残る場合があります。

使う魚によったら、ダメージが大きくなる可能性が高いのが事実です。

ノーザンパイクも大きく重たくなるし、細長い魚で暴れる時もロールしがちなので、フィッシュグリップだと傷つけてしまう可能性が高く、直接エラもち(エラの部分から手を入れてエラの下の部分を持つ持ち方)をするようにしています。

しかし、牙の鋭いパイクやヨーロッパオオナマズ、ザンダーなどの魚の場合フックを外す際にフィッシュグリップがあった方がフックを外しやすいということもある為、ランディングの際に使わなくても、フックを外す時に使用する時もある為、持参するようにはしています。

おすすめするフィッシュグリップ:

プラスチック製のフィッシュグリップ

現在私が使用しているタイプはこのタイプです。圧倒的に魚へのダメージが少ないです。下顎を貫通してしまったり、グリップ部分が魚を傷つけてしまうこともほとんどありません。

安価であるというのもいい点!安いし魚へのダメージも少ない。

しかし、回転機構が無いので、魚が暴れてしまったときは腕の固定しておかないようにしておくか、ストライプを手首にして魚が暴れた際は手を離してフリーにして上げるなどの注意は必要です。

そして、口が小さい魚は挟みにくく、慣れが必要で手間がかってしまいリリースまでの時間がかかり、魚を弱らせてしまう可能性も高いので、全ての魚にいいわけでは無いかもしれませんが、今のところ一番おすすめです。

ボガグリップ

言わずと知れたボガグリップ。

間違いのないフィッシュグリップだと思います。

耐久性から性能まで信頼ありますし、グリップ部分も比較的丸く出来ているし、

回転機構もついていて魚が不意に暴れてしまっても、それに追従して回転してくれるので魚の顎を破壊してしまうことも少ないでしょう。

その分、価格が高いのと重たいのがデメリットでしょうか。

スミス(SMITH LTD)のイージー フィッシュグリップ

このタイプはプラスチックタイプの奴と似ているところはありますね。

グリップ部が丸くできているのがいいところ。

回転機構がついていないので、そのこは気をつけなければいけないポイントではあります。

このスミスのイージーフィッシュグリップは定評があるみたいで、今はどこも在庫切れのようです。

みた感じグリップ部も丸く貫通しにくそうですし、丈夫そうなのでオフショアなどで大きい魚を釣られる方には人気があるようですね。

バーブレスフック

バーブレスフック

最後の配慮として、バーブレスフック です。

バーブレスフックとは釣り針のカエシが無いフックのことです。

バーブ(カエシ)とは刺さったフックが抜けにくくするためのものですが、これが意外に魚にダメージを与えます。

経験あるかは分かりませんが、フックを手や体に刺してしまったことは無いでしょうか?

経験のある方ならわかると思いますが、抜くのは一苦労です。かなり痛しし、傷が深くなります。場合によったら自力じゃ抜けないので病院にいかなければならないことにもなります。

体でなくとも、服などに刺してしまった場合も、取るのに刺さった部分の穴をかなり大きくしないと取れなかったり、ほつれてしまったりとダメージが大きくなるはず。

それが魚にも起こります。

刺さる分にはサクッと刺さりますが、フックを取るときはカエシがあるので、その分の身をえぐり取って抜けてくるわけです。

フックが大きくなればなるほどその度合いが大きくなります。

バスは顎周りがかなり強い魚じゃ思うので、大丈夫なことの方が多いですが、それでも刺さる部分によっては取るのにかなりダメージを残して取ることになるかと思います。

トレブルフックの場合も複数のフックが複雑な刺さり方をして、取るのに口周りを結構傷つけてしまったり、飲まれてしまったルアーや針を取る時にも時間がかかったりと瀕死の重傷を負わせてしまうことにもなります。

目の周りを貫通してしまった針もカエシがあるため、失明させてしまうこともあります。

そこをバーブレス(カエシ無し、カエシを潰している)にしていれば、スッと抜けてくれて、魚へのダメージがかなり少なくなります。

デメリット: 取れやすい

バーブレスフックのデメリットは唯一バラしやすくなるかもしれないということ。しかし、これも一概にデメリットだけでは無いので難しいところではあります。

確かに、カエシが無い分フックが抜けやすいのは事実。なので経験上、エラ洗いをされたりすると外れる可能性が高いのは事実じゃ思います。

メリット

メリット1: フッキング率の向上

しかし、カエシが無い分刺さりやすいというのも事実。カエシがある分刺さる時も多少の抵抗になります。それが甘噛みやキスバイトの時に刺さりきらなかったり、フッキングに距離があった場合刺さりきらなかったりして、フッキングしないということにもなります。

バーブレスフックであれば、そのようなシチュエーションでもフッキング出来たかもしれない。

それにしっかりフッキングしていれば、カエシがなくともそんなにバレることもありません。

フックが小さければ小さいほどバレやすくなるのも事実じゃ思いますが、フッキング率が上がるとすれば、釣果は大きく変わらないかもしれません。

もしかしたら、フッキングしやすくなり今まで掛けれなかった魚をかける事ができて、しかもフックを外す時のダメージも無いとなればメリットの方が多いのかもしれませんよ。

メリット2: 取る時のダメージ減

私も最近まではビッグベイトなどの大きなフックはバーブレスにしていました。言ったようにフックが大きい方がカエシも大きくなり、魚へのダメージがデカいからです。

それにルアーが大きい分、口に掛かったフック以外のフックが体などに刺さるケースも多いため、バーブレスにしています。

ネットにフックがかかった時もカエシがあるとものすごく取るのに苦労した経験ないでしょうか?

ネットに不意にかかってしまったフックが取れない時ってストレスですよね?そんな時も取れやすいという、メリットもあります!

メリット3: 後で取れやすい

しかし、比較的小さなフックはバーブレスにしていなかったのですが、以前、足場の高いところで

不意な大物を掛けてしまい、ライトタックルでランディングネットも準備していなかったので、案の定ラインブレイクさせてしまいました。

そこに関しては他の点においても反省するべき点が多いですが、

バーブレスにしていれば、万が一、魚にルアーを残してしまうことになったとしても、その後ルアーが外れてくれる可能性が非常に高くなります。

そうでなければ、フックが小さいと言え、カエシがついていたら、ほぼほぼ魚自身でそのルアーを外すことはできないでしょう。

ということはその魚はいずれ餌が食べれずに死んでしまう可能性が高いわけです。

その際にフックが取れてくれたら、魚も生きていけるし、ラインブレイクさせてしまったこちらも安心できることに繋がります。

メリット4: ゲーム性の向上

外れやすい=外れにくくするテクニックが必要

ということにもなるので、エラ洗いさせないようにしたり、ラインテンションを抜かないようにやりとりをする必要があったりと魚とのファイトをする上での技術が必要になってきます。

すなわち、ゲーム性が高くなるというわけで、”下手ならバラす”、”上手ならバラさない” に直結するようになり、釣りの腕も上達するかもしれません。

というわけで、バーブレスにすることでキャッチ&リリースを前提としてルアーフィッシングゲームにおいてはメリットの方が高いのではと思います。

自分に刺してしまった時も、それが体でも服でもダメージが少ないですしね(笑)

バーブレスにする方法

バーブレスにするにはバーブ(カエシ)を単純にプライヤーで潰してしまう方法が一番手っ取り早いですが、

各フックメーカーもバーブレスのフックを出しているので、バーブレスのフックに交換してしまってもいいのかもしれません。

トレブルフックをシングルフックのバーブレスに交換してしまうということもできます。

トレブルよりシングルフックの方が余計な針が余計なところに刺さってしまうことも少なくなるため、魚には非常に優しいですね。

しかも、トレブルフックの一つのフックサイズより、シングルにした方がフックのサイズが大きくなるのでその分バレにくくもなりますしね。

その代わり、体当たりしてきたようなバイトは取れないかもしれませんが、、

バーブレスフック

下記は一例ですが、好きなフックメーカーがあるなら、この気にルアーのフックをバーブレスに変えてみては!

プライヤーorフックリムーバー

プライヤーは必ず持っているようにしましょう。

釣りをしているなら、スプリットリングを外したり、アイの調整をしたり、ラインを切ったりと用途が多いので持っているとは思いますが、持っていない人もちらほら見る気がします。

魚をなるべく痛めずにリリースする意味でもプライヤーを持っていないと、

ルアーや針を飲まれてしまった時、フックが外せない!

無理して外そうとして、瀕死のダメージを魚に与えてしまうこともあります。

魚によったら、牙が鋭くプライヤーなしでは飲まれた針やルアーをとることが危険な魚もします。

狙っている魚種に合わせてプライヤーのサイズも選んでください。

小さすぎて、意味がない!てなことにもならないように!

そして、プライヤーを買うなら釣り用の錆びないステンレスなどの素材で作られているものをおすすめします。

私も、気にせず普通の工具のプライヤーを使っていた時がありましたが、すぐ濡れてしまうものなので、すぐに錆びてしまいます。

メンテナンスも大変ですし、すぐ錆びて使えなくなるのももったいないので、少し高かったとしても、釣りように錆びにくくしてあるものの方が最終的にいいですよ。

多機能な物もあれば、最小限の機能の物もあります。

個人的には現在ノーザンパイクという大きな魚を狙って釣りをしているので、フックを外す用に大きくて長いシンプルなプライヤー1つと、

小さなスプリットリングの交換やラインを切ったりと、少し多機能な小型のものを使ってます。

自分の狙っている魚のサイズに合わせて、確実にフックを外せるものにしましょう。

プライヤーではなく、フックを外すにに特化したツールもあります。

フックリムーバー!

フックを外すための道具なだけあって、ルアーを奥まで飲んでしまった時、とりにくいところにかかっている時に、的確、安全、スムーズに外すことの出来るアイテム。

多機能な使いやすいサイズのプライヤー1つに、このような針外しを一つ持っていてもいいかもしれませんね。

それ以外にも釣る魚の種類によっては、魚への配慮をする方法は他にもたくさんあると思います。

キャッチ&リリースの釣りを楽しむ上で、それがエゴであっても、魚に少しでも元気で帰ってもらうために、そして、気持ちよく帰るためにも、これくらいの配慮は意識していけたらいいんじゃないでしょうか?

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事