キャンプで使える簡易ベット(コット)はキャンプでの寝心地をより良いものにしてくれます!
キャンプや登山のテント泊ではどうしても、人によっては、寝るときに地面が固すぎる!地面が冷たくて寒い!
ってことあると思います。それを改善して、快適にしてくれるのがコット!
といってもコットの種類も様々です。
しっかりした作りで、寝心地はいいが、大きく重くて携帯性はないもの。
寝心地は劣るが、軽くて、小さくたためて、持ち運びしやすいもの。
使う人のスタイルによって、”ベスト”なものが変わってくるので、ここでは様々なタイプのコットを紹介していきます。
アメリカの有名なアウトドアギアレビューのサイトでも高く評価された物もあれば、評価が低かったものも同時に紹介します。
評価基準は;
- 設置の容易さ
- 携帯性
- 快適性
- 耐久性
での総合評価になります。
おすすめ(ノットおすすめ)コット8選:
Coleman Pack-Away Cot(コールマンパックアウェイコット)
総合評価で1番評価の高かったのがこのColeman Pack-Away Cot。
言わずと知れた有名アウトドアメーカーColeman(コールマン)から出ているコットです。
設置の容易さ:
設置の容易さは今回紹介しているコットの中でもトップクラス。
一体型になっているため、バラバラのパーツを組み立てる必要はなく、足を畳んで、2つ折りにして、クルクルっと巻けばいいだけ!
携帯性:
携帯性に関しては、今回紹介しているアイテムの中でも2番目に重たいコットになる。
しかし、写真でもわかる様に、長さは100cm弱あるものの、取っ手のついた15cm四方の筒型のケースにおさまるため、重たいコットではあるが、持ち運びはしやすく、車への積み込み易さもあり、
バックパッカーや登山向けではないが、車でのキャンプに関しては、申し分ない携帯性である。
快適性:
快適性においても非常に高く、他のマットなどがなくても十分快適と感じる快適さを誇る。
頭と足の部分にフレームが通っていないので、頭や足をフレームにぶつけてしまう心配もないのも特徴。
しかし、背の高い人は頭が沈んでしまう心配があるが、枕の代用になる様なもので改善はいくらでも可能だ。
また、付属のコンパクトテーブルをつけることも出来、飲み物や小物を置いておくことも出来る。
耐久性:
耐久性においても、鉄フレームで重いだけあって、頑丈な作りになっている。
しかし、1年以内に破れてしまったなどのレビューもあることは確か。その逆で何年も問題無しに使えているレビューも多い。
コットに関してはユーザーの使い方で耐久性は大きく左右されるのも事実。キャンプで使う簡易ベットなのでいくら丈夫であっても、
普通のベットの様に、飛び乗ったり、上に立って一点に荷重をかけたりすれば、そら破れるし壊れる。
それを踏まえた上で、普通の使い方をすれば、信頼の置ける耐久性はありそうだ。
結論:
設置の容易さも高いし、快適性もかなり高いことを考えると、非常におすすめできるコット。
携帯性においても、車での持ち運びには何の問題もないし、総合評価が1番高いのはうなずける。
KingCamp Folding Deluxe(キングキャンプフォールディングデラックス)
総合評価で次に評価の高かったのが、KingCamp の Folding Deluxe。
設置の容易さ:
設置の容易さに関しては、今回紹介しているアイテムの中で1番いいのがこのコット!
ご覧の通り、何も外す必要が無く、写真の様に畳むというか、縮ませるだけ!非常に簡単である。
キャンプサイトに持っていき、収納袋から出して、広げるだけで、もう完成!!
携帯性:
携帯性は7kg弱あるため、バックパックや登山に持っていける様なコットでは無いが、
上で紹介しているコールマンのパックアウェイコットと同等レベルである。
たためば、写真の様に筒型の収納ケースに収まり、車での移動であれば、何の問題もないだろう。
快適性:
快適性においては、紹介アイテムの中では中間くらいであろう。
快適性の高いコットと比べると、寝たときに少し狭く感じ、寝返りなどを打った時に、横のフレームに肘などが当たりやすい様に感じるという意見もある。
頭と足の部分にフレームが通っていないので、その部分にぶつけてしまうことはなく、頭の部分に角度を付けれるため、頭が沈み込みすぎる心配もないのも特徴だ。
ものすごく快適というコットではないが、数日のキャンプであれば問題のない快適性ではないだろうか。
耐久性:
耐久性においても紹介アイテムの中で中間くらいだ。
非常に簡単に縮めたり広げたり出来る作りのため、コットの脚は連結部が多く、シンプルな作りのものに比べ複雑なのは確か。
とは言っても、よりシンプルな作りのものに比べたら耐久性が劣るであろうというだけの話ではある。
結論:
ラフな使い方には向かないかもしれないが、設置や片付けの容易はとても高く、携帯性においても普通のキャンプ用コットと同じくらいで、車での使用においては問題ないことを考えると、非常に使いやすいコットである。
Coleman ComfortSmart(コールマンコンフォートスマート)
続いて紹介するのは、またしてもコールマン!のコンフォートスマート。
設置の容易さ:
設置もとても簡単である。足を畳んで2つ折りにするだけ!
携帯性:
携帯性においてはいいとは言えない。
足を畳んで、2つ折りになるだけなので、最終的な収納時の大きさは正直小さいとは言えない。
車での持ち運びでも車によっては、少し場所を取ってしまう可能性はある。
快適性:
快適性においては、紹介アイテムの中で一番いいのがこのコット!
携帯性はよくないかもしれないが、その分、しっかりとした作りで、コットというより、本当に簡易ベットという感じ。
写真で見てもわかる様に、左右上下のフレームに体が当たることもなく、
追加のマット等なくとも、比較アイテムの中でダントツに寝心地がいいのがこのコットである。
携帯性を犠牲にしても、キャンプの次の日に気持ちよく目覚めたい人いはおすすめのコットである。
耐久性:
耐久性においても頑丈である。
今回の紹介アイテムの中でもトップクラスである。
頑丈性においてはものすごい高いが、マットレスを支えているスプリングがマットに干渉して、長年繰り返し使用しているとその部分が少し破けてくるとのレビューもある。
結論:
携帯性はいいとは言えないが、快適性はとてもいいので、数日のキャンプをする方や、基本的にキャンプは車で行くし、荷物もそんなに運んだりすることのないキャンプ場に行く方、
車の収納スペースも広いから、快適性が高い方が言いよって方にはおすすめなコットです。
Helinox Lite(ヘリノックスライト)
続いて紹介するのはHelinox Lite.
携帯性に優れたモデルだ。
設置の容易さ:
設置の容易さは、今回紹介アイテムの中でもとても悪い。
とは言っても、携帯性に特化したコットにはこの評価は酷なのかもしれない。
携帯性を重視して、コンパクトさを求めていることもあり、基本的に全てのパーツがバラバラになる。
ということは全てのパーツを組み立てなければならないし、全てのパーツを外さなければならない。
そして、脚をフレームに組み付ける際に、結構力がいるとのこと、外すときにも力がいるので、足がフレームから外れた瞬間に張っている幕の部分に干渉しやすく、それが破れの原因になる可能性もありそうだ。
携帯性:
携帯性においては、今回紹介アイテムの中ではトップクラス!
写真でもわかる様に、収納時の大きさは53cmで重量も1.2kg弱と軽い!
それでもバックパックで持っていくには少し大きく感じてしまうが、コットをバックパックでも持っていける大きさであることは確か!
バックパックキャンプにも持っていける大きさであるし、バイクでのソロキャンプにも向いていると言える。
もちろんのこと車への収納であれば、何の問題にもならない大きさである。
快適性:
快適性はいいとは言えない。
とは言っても、今回紹介アイテムの中でこのHelinox Liteの様に携帯性に特化したUL使用のコットは快適性のいては同レベルである。
他のキャンプ用コットと比べた場合、快適性においてはどうしても劣ってしまうのは必然ではある。
どうしても狭いし、使用者の体重によっては、寝転んだ際に沈み込み、地面ともともと非常に近いので、下に石などがないことは注意したい。
頭と足の部分にフレームが通っていないのでぶつけることは無いが、沈み込みが無いとは言わないので、何か枕の代わりになるものが必要になってくるかもしれない。
今回は、全ジャンルでの総合評価をしているため、快適性の評価はこのタイプには酷ではあるが、バックパックキャンプにおいて、
マットの代わりだと思えば、非常に寝心地はよくなるのは事実である。
耐久性:
耐久性に関しては、設置の容易さでも触れた様に、脚をフレームに取り付ける際や取り外す際、結構な力がいる様なので、
張っている幕に脚が強く当たったり、過度のストレスがかかってしまうことがたまにある様なので、繰り返せば、破れなどの原因にはなりそうとのこと。
また、パーツが全てバラバラになることもあり、1つでもパーツを無くしてしまうと、機能しなくなるので、バックパックキャンプに持っては行きやすいが、パーツの紛失には十分注意したい。
結論:
バックパックでも持ち運び可能な軽さとコンパクトさを誇るだけあって、他のキャンプ用コットと比べれば快適性は劣るが、地面に直接引くマットと比べれば、断然寝心地はよくなるし、
バックパックキャンプに持っていきたい、バイクなどでのソロキャンプに持っていきたい人にはとてもおすすめのコットと言える。
Desert Walker Cot
続いて紹介するのはDesert Walker Cotだ!
こちらも、携帯性に特化したウルトラライトコットの部類に入る。正直高く評価はされていないが、他のウルトラライトのコットと比べると、
安く手に入りそうだ。
設置の容易さ:
設置の容易さに関したは、Helinoxと同様、全てのパーツがバラバラで全てを組み立てる必要があり、面倒ではある。
また、脚をフレームにはめ込む際も、結構な力がいる様なので、少し組み立ても片付けも大変かもしれない。
また、コンパクトになる分、綺麗に適切な角度で収納袋に収納しないと綺麗に治らない様なので、組み立てや片付けの際には少し時間を食いそうだ。
携帯性:
携帯性においては、若干ではあるがHekinox Liteより収納時の大きさは小さくなり、バックパックキャンプにも持っていける大きさである。
重量は1.3kgと若干Helinox Liteより重いがほぼ同等と言えるだろう。
快適性:
快適性はHelinox Lite同様。コンパクト性が高いだけに、狭いのでサイドのフレームに肘や膝が当たりやすい。
また、頭と足のフレームがない分ぶつけることはないが、沈み込んでしまい、何か枕の代わりになるものがあったほうが快適さは上がりそうだ。
また、大変低いため、座る大抵の人はお尻が地面についてしまうかもしれない。
快適性に関しては携帯性を重視しているため、犠牲になっているところは大きいが、地べたやマットのみに比べるといいという点ではないだろうか。
耐久性:
耐久性もHelinox Lite同様。脚を組み立てるもしくは取り外す際に、結構な力がいるため、その時、張っている幕に過度のストレスを与えたり、
脚を幕に強く当ててしまったり、こすってしまうこともある様なので、破れの原因にもなる可能性は大いにある。
また、パーツを1つでも無くしてしまうと、ちゃんと組み立てられなくなるので、バックパックキャンプで使用するときは紛失には十分気をつけなければならない。
素材屋作りに関してはHelinox Liteと比べると、安価な感じがあり、長い期間の使用を考えると少し懸念はありそうだ。
しかし、値段がだいぶ安いためそこはしょうがない点とも言えるだろう。
価格に関しては他のコットと比較すると安価になる。
結論:
Desert Walkerは安価なコットであることは確かだ。
組み立ては大変で、正直快適とは言えないが、携帯性は抜群ではある。
お財布にも優しいのは確かなので、ウルトラライトのコットを探していて、あまりお金をかけたくないなら、このこのコットで十分かもしれない。
Teton Sports Outfitter XXL
設置の容易さ:
設置の容易さは、頭と足側のフレームをコットを広げた後で通して固定する以外は、一体型になっているので、設置も基本的には畳まれている脚とフレームを広げるだけ、
最後に2本頭と足側のフレームが別にあるで、幕に通して、サイドのフレームに取り付けるだけなので、組み立てや片付けは容易であるといえよう。
どの方向に脚とフレームが畳まれているのかわからないと、最初は手や指を挟んでしまいそうなので注意が必要だ。
携帯性:
携帯性に関してはいいとは言えない。
11.8kgと今回紹介しているコットの中で一番重いコットである。
畳んだ時の大きさも、コールマンのコンフォートスマートよりマシだが、小さいとは言えない。
収納時も107x30x18cmと今回紹介しているアイテムの中でも2番目に大きくなる。
とても、運び回るにはちょっと大きすぎるだろう。
車に積むときも収納は考えなければならなくかもしれない。
快適性:
快適性においてはとてもいい。
コールマンのコンフォートスマートに続く快適性で、非常に寝るのには快適なコットと言える。
快適性を求めるとどうしても、携帯性は犠牲にしなければならないだろう。
携帯性はいいとは言えないが、逆に快適性はとても高い。
耐久性:
耐久性は一番重いコットだけあって、非常に頑丈な作りとなっている。
今回紹介のコットの中では一番頑丈で長く使えるコットであると言える。
結論:
Teton Sports Outfitter XXLはとても快適で少し乱雑に扱っても長持ちする様なコットを探している方にはとてもいいチョイスかもしれないし、
それに、組み立てや片付けも容易ではあるが、重くて、大きいのは事実なので、大きくても車には十分なスペースはあるし、ガレージから積み下ろしするから、多少重くてもあまり問題じゃないよって方にもいいかもしれないですね。
Therm-a-Rest LuxuryLite Mesh
続いて紹介するのが、サーマレストのLuxuryLite Mesh。
ウルトラライト仕様のコットだ。
しかし、総合評価はよくないようだ。
設置の容易さ:
LuxuryLite Mesh、組み立てがとにかく大変とのこと。
他のウルトラライトのコットと同様、全てのパーツがバラバラになるが、その中で、コットを支える脚となっている、円状の弓矢の様なフレームの走っているパーツ、
これをサイドのフレームにはめ込んでいくわけだが、力がかなりいるとのこと、力をかけた状態ではめ込む部分に綺麗にはめるのが大変!
携帯性:
携帯性だが、収納時のサイズの小ささはトップクラス。
しかし、重量が一番軽いわけではない。1.62kgと1.5kgを超えてくる為、ウルトラライトといっても、バックパックで持っていくのに考えてしまうかもしれない。
また、小さいがゆえに、小さな収納袋に綺麗に全てのパーツを入れるには、考えながら綺麗に入れていかないといけにということで、
収納時のサイズは小さいもののそういった点で携帯性も高いとは言えない。
快適性:
快適性は他のウルトラライトのコットとで同等。
地面から非常に近いので、座ればお尻が地面につくかもしれないし、
やはり狭いので横を向いた際、サイドのフレームに膝や肘は当たってしまうだろう。
それに、頭と足のフレームのサポートがないので、頭が沈み込んでしまう。
何かしら枕的なものを使わないと多少きになるかもしれない。
耐久性:
耐久性も少し懸念が多かった様だ。
ウルトラライトのコットによく見られるが、足のパーツの取り付けや取り外しの際、力がいる為、時たまメッシュの幕を捉えてしまうことがあり、見てわかる跡や傷がつくことがある、
また、テストで何度もの使用を繰り返した跡、見てわかる少しの傷や破れも確認出来たらしいので、耐久性においても懸念点が多い。
結論:
正直なところ、一番いいポイントであるのは収納時の小ささで、携帯性は非常に高いところにあるが、一番軽いわけでもなく、他のポイントにおいても今回比較しているコットのなかでまさるところもない。
それに、一番テスト後に傷などの損傷が目立ったこともあり、正直おすすめ出来ないとのレビュー結果の様だ。
Therm-a-Rest UltraLite Cot
サーマレストの古いモデルである、LuxuryLite Meshはあまり高い評価ではなかったが、比較するなら新しいモデルである、UltraLite Cotの方が個人的にはいいのではと思う。
以前のモデルに比べて、改善点も多く、ウルトラライトのコットの中ではおすすめできるコットである。
設置の容易さ:
基本的のコットの構造は以前のモデルと変わらない。というか基本的にほとんどのウルトラライトのコットはこの様な構造をしている。
以前のモデルと違い、円状の脚の形状が半円状に改善されている、これは収納時に活躍する。
弓の様に横に走るアルミバーをしならせてサイドのフレームにはめ込んでいくというもの、やはりここは力がいる様だ。
とはいっても他のウルトラライトのタイプのコットも力がいるので同じ様なもの。
そして、パーツがバラバラなので設置には多少時間がかかる。しかし、これもウルトラライトのタイプのコットは皆そうである。
携帯性:
携帯性はとてもいい!
今回紹介しているアイテムの中で、最小最軽量である!
上記でも述べたが、脚の形状が半円になっていることもあり収納袋に収納するときも収納しやすくなっている。
重量も以前に比べ軽くなり、ウルトラコットの中でも最軽量のコットではないだろうか。
これなら、バックパッキングキャンプにも持って行こうと思えるサイズとなっている。
快適性:
快適性においても、以前より改善されており、大きな違いは、横になる幕の裏素材が断熱素材になっており、地面からの冷気を遮断する。
特に寒くなる時期は地面柄の冷気で非常に寒くなることもあるので、コットにより地面から離れ、しかも、断熱素材により冷気も遮断してくれることで、寒くならず、快適性が非常に上がる。
耐久性:
耐久性においては、ウルトラライトコット全般に言えることだが、作りが軽量なこと、また足の構造上、取り付け取り外しの際に脚で幕をとらえて傷つけてしまうことはやはりあるので気をつけなければならない。
それに、やはりラフに扱いすぎると、破れやすいのは確かである。他のコットでも言えることだと思うが、片足で立ったり、1点に荷重がかかってしまう様なことをすれば、破れてしまうとのレビューはみる。
そして、やはりパーツが全てバラバラになるので、紛失には気をつけたい。
結論:
しかし、以前のモデルに比べ、収納時のサイズ、重量共に、ウルトラライトのコットの中でも最小最軽量の部類に入るので、それだけでもウルトラライトのコットを探しているなら、おすすめできる。
それに、幕の裏地も断熱素材ということもあり、寒い時期には特に力を発揮する点においても快適性を上げてくれる改善がされているため、魅力的である。
しかしながら、ウルトラライトコット全般に言えることだが、パーツの紛失、取り扱いは気をつけなければならない。