汗っかきな私の夏(春&秋も基本同じなので3シーズン)の登山装備の紹介です。
これから、登山を始めようと思われている方に少しでも参考になるものがあればと思います。
私の夏(3シーズン)の登山装備一覧&その理由
私の夏(3シーズン)日帰り登山の装備
夏の服装
登山はレイヤリング(重ね着)が基本(そのほうが快適)
登山の服装は重ね着が基本です。夏の登山と言えど、登る山の標高や、天候により、暑さや寒さが変化するので、それに応じて、脱いだり着たりして体温調節が出来るようにしましょう。
ベースレイヤー(肌着):
アンダーウェア:
下着はコットンではなくナイロンなど化学繊維の撥水性の高いものにしてください。
スポーツメーカーやアウトドアメーカーが出しているものだと安心ですね。
といってもアンダーウェアに関したら、着心地の問題のほうが大きいので、化学繊維のものなら、好きなものや、こだわりがなければ、自分は正直なんでもいいと思います。
コンプレッションウェア(上下):
私は最終的な疲労が軽減されるので、大体コンプレッションウェアを肌着として着ます。
肌着は冬用でない奴(冬用の厚手のものもあるので注意です)のコンプレッションが効いたもの(締め付けがあるやつ)のほうが私はおすすめです。
コンプレッションが効いているものの方が、筋肉をサポートしてくれるぶん、最終的な疲労が違います。
また暑いと思われるかもしれませんが、暑がり汗っかきの私は、このような撥水性の高い肌着を着るほうが、汗を直ぐ吸い取ってくれ、外に発散してくれるので、
肌が汗でグチョグチョ、ベタベタの気持ち悪い状態も極力避けれるし、
実際、汗を吸って発散してくれることでの気化熱で、長袖長脚にもかかわらず、そのほうが、結果涼しいです。気化熱も肌から直接熱を奪っていかないので、汗が引いても冷えすぎることも無いというメリットがあって、
汗っかきの私にとったら、このような長袖長脚の肌着を着用しているほうが、断然快適に過ごせます。
*注意:肌着も上記で説明しているように、吸水性や撥水性が重要なので、コットンなどはすすめませんし、高くても、ちゃんとしたアウトドアブランドやスポーツ用品メーカーのものをすすめます。
汗だけでなく、日に当たることでの体力消耗にも効果的ですし。
夏場の山の生い茂った、草木や虫からも肌を守ってくれます。
直接肌に触れるものですし、夏場の汗対策は汗っかきな自分にとったら死活問題なので、より快適に、より安心にであれば、いいものを選びましょう。
コンプレッションウェアは少し値段もするので、一番必要のある脚だけコンプレッションで、上はコンプレッションタイプでないものの組み合わせもありかもしれません。
スポーツメーカーやアウトドアブランドのものなら何でもいいと思いますが、私が愛用しているのはスキンズA400です。
かなり、コンプレッションでサポートされている感じがします。コンプレッションが効いていても着心地も悪くないですよ。
思った以上に丈夫で、なんだかんだもう何年も着用できてます。
こちらのC3fitも定評のあるブランドですね。
メッシュの肌着(真夏の低山登山で終始熱い時)
低山登山の場合、標高が高くなり寒くなってくることもなく、真夏は気温も終始暑い!なんて時もあります。
そんな時はこのようなメッシュタイプの肌着のほうが涼しく快適度があがるので、真夏の場合はこのようなメッシュタイプのものを着ていくことも多いです。
コンプレッション(締め付け)がない分、筋肉のサポートは無いですが、
メッシュになっている分、吸水性、撥水性も良いと同時に通気性が抜群で、より涼しいというメリットがあるので、
山行距離が短い場合、明らかに炎天下で蒸し暑くなることが確実な日などは、上下ともメッシュの肌着を着ることも多いです。
半袖もあるので、私は普段着の時も普通にT-シャツの下に、このようなメッシュ生地の肌着を着ることも多いですね。
汗でべちょべチョになったT-シャツが気持ち悪いということが無くなります。
機能的にも、汗を吸って外に出してくれて、涼しさも保ちつつ、気化熱によって直接肌から体温を奪われるということも防ぐので、冷えすぎも予防できます。
ミレーのドライナミックメッシュも定評が高いですよね。
T-シャツ
自分はコンプレッションウェアなどの長袖長脚の肌着を来た上にT-シャツを着ます!
見栄えだけでなく、機能的にも、コンプレッションウェアやメッシュウェアの肌着が吸った汗を吸い上げ、肌を乾いた上体に保つ役割の一つにもなりますし。
速乾の大きな役割も果たします。
特にメッシュだけだと機能は半減、見た目は変態ですからね。
繰り返しますが、撥水性が大事なので、いつも着ているようなコットン100%とか辞めましょう!
想像しただけで、ビショビショでずっと重たいです、、、
ナイロンの普段運動する時に着ているような運動着でも代用できます。
トレッキングパンツor短パン
パンツも撥水性に優れた、トレッキングパンツかトレッキングの短パンをおすすめします。
登山用のパンツや短パンは、スレに強く丈夫で、かつ、濡れたり、汗を吸ってもすぐ乾く素材で作られているので、登山用のパンツにしましょう。
動きやすいように、カットやストレッチ性もいいので、ストレスも少ないです。
長ズボンか短パンは好みもありますし、その時の暑さなどにもよりますね。
私は、基本長ズボン(パンツ)のほうが個人的に好きじゃけー、暑がりですが長ズボン派です。
T-シャツやズボンはファッション的要素もあると思うので、十分な機能があるなら、自分がかっこいいとおもう、かわいいと思うもののほうがいいですよ。
自分はアディダスアウトドア押しです。アークテリクスもいいですが値段が気にはなりますね。
登山用靴下
靴下も、登山用のものを着用するようにしています。
靴の中で滑りにくく出来ていたり、撥水性も高く出来ていたり、
中には水の中に靴下を履いたまま足をつけても、濡れないものまであります。
足の中が汗や、雨や水などでグチョグチョじゃと不快な時間が続くので、ここも、値段が高くても登山用の靴下のほうがおすすめです。
アウトドアメーカーから出ている登山用の靴下のほうが、登山をするために考えられて作られているので、登山用の靴下を選びましょう。
基本的に厚手に作られていますが、冬山用の、より厚いものもありますから、夏用に使えるものを選びましょう。
登山靴(山行がハード・目安;2000m前後またはそれ以上):
登る山の標高が比較的高い、登山道が岩場があったり、ハード目、
荷物が重い場合などは、縦走用のがっちりした登山靴を履いていきます。
基本完全防水ですし、しっかりしている分、足を守ってくれますし、
荷物が重い場合、足首もしっかり守ってくれます。
登山靴を選ぶ場合は、デザインで選ばずに、絶対着用して足にあうものを選びましょう!
悲しいことに、自分が好きなデザインの登山靴が自分の足に合うとは限りません(涙)
じゃけど、何時間もの山行で足が当たって痛い、靴擦れで痛いなんて最悪です、、
そんなん下山した後に好きだったはずのデザインの靴が大嫌いになりますよ!
お店ではガシガシ履いて、しっかり遠慮せずに確かめましょう!
特にお店に用意してある、坂道のハリボテで下り坂の時にガシガシつま先が当たらないかとか、上り坂の時に、かかとが浮きすぎて靴擦れしないじゃろかなど、確かめて購入するほうが後々後悔しません。
私は、LOWA やマインドルなんかは信頼も出来るし、デザインも好きなものが多いので好きですね。
登山靴(山行が緩い・目安;1000m前後でトレッキングレベル):
登る山の標高が低目で、岩場とかのハードな登山道も少ないなどの場合、私はもっぱら、アディダスのアウトドアラインTERREXシリーズのハイキングシューズですね。
なんせ軽い!!
軽いわりにしっかり出来ているし、GORE-TEXのモデルは基本的に防水じゃけー水溜りや雨でも安心して履けます。
軽くて軽快に歩けるしでハイキングをより楽しくしてくれます!
最近の一押しのアディダスフリーハイカー!!これめっちゃいい。
フリーハイカーのGOREーTEXバージョンです。防水でより安全。
グローブ:
グローブに関してはいつもしているわけじゃないですが、登る山によっては森林地帯を登っていき、地面に手をついたり、木や岩を持ったりするところが多いところもあるので、
そのような時は、グローブをしているほうが、滑らなかったり、手の怪我も防げるし、手も汚れにくいので、状況によってはグローブ着用します。
トレッキングポールを長時間使用する際も、手に豆が出来たり、グローブをしているほうが楽に握れたりするので、そのような場合も着用をおすすめします。
そんな時、自分はフリークライミングもするので、そのさいビレイ用に使うレザーグローブを着用してます!
軍手とかでも全然OK!かな。
帽子:
帽子もかぶりましょう!
熱中症対策にもなります!
また、森林地帯を歩く時も、枝や葉が先に帽子にあたり、目を守ってくれることにもつながります!
自分はNEW ERAがアウトドアラインも出していて、防水のワークキャップが好きでいつもそのタイプを着用しています。
防水のものや、撥水性の高いものもあり、普段も使える感じで重宝してます!
アドベンチャー感のある円いタイプもいいですよね!
サングラス(+落下防止ストラップ):
サングラスも必須です。
眩しいからというより、紫外線から目を守ったほうがいいです。
登山して、めちゃくちゃ肌が焼けた経験ないですか?
目もそれだけ焼けとる思うたら怖いですよ。紫外線でダメージがいずれ出ますから、暗くて視界が悪くないならサングラスは常にしておきましょう!
目を石や木などからも守る効果もありますから!
自分はもっぱらオークリーですね。
デザインもポップで普段も使えるし、耐久性や性能も折紙つきです。
偏光グラスのほうが、釣りにも使えるし、雪山の時も雪面のシルエットがみやすかったりするので変更グラスのほうが色々便利ではあります。高くはなりますが、、、
そして、重要なのが、落下防止用のストラップです!!これ個人的にはすごい重要。
落下防止というよりはズレ防止です。
サングラスしてると鼻筋に汗をかいて、サングラスがずれます!
これ、思いのほかストレスです。緊張する鎖場や岩場を登っている時、サングラスがずれて直したい、、、
かなりストレスになりますし、危険なことにもつながります。
じゃけー、ずれないようにストラップで締めておけば、すぐにずれたりしないので、山行中もサングラスのズレによるストレス軽減になります。
これ、小さなことのようでバカになりません。
フリース:
薄手のフリースはいくら暑くても持っていくことをお勧めします。
標高がある程度高くなってくると、いくら夏といえど、頂上付近はだいぶ寒くなります。
想像以上に冷える時も天気によってはあるので、肌寒くなった時に羽織れる、フリースは持っていくことおすすめします。
寒いのに着るものがないのは地獄です。
私はアディダスのTERREXシリーズが好きなのでアディダスのものを最近はいつも使ってますが。
世界的にいつもNo1に君臨しているのがパタゴニアのR1というフリース。
昔から今でも、大体アメリカやヨーロッパでもフリース部門で不動のNo1を獲得し続けているのがこのパタゴニアのR1です。
着心地、機能面言うことのないフリースなので、始めの1着には間違いの無いものですね。
レインウェア上下:
レインウェアは必須です!必ずもって行きましょう!
山の天気はほんとうにわかりません。
標高が高くなればなおさらです。下界は晴れていても、頂上付近は霧の中や、雨というパターンはよくあります。
そんな時にレインウェアを持っていない。
ビショビショになるなんてことになると、それこそ低体温症で命の危険がっていうことにもなりまねません。
晴れていたとしても、レインウェアは必ずもって行きましょう!
常に着ないといけない時もありますが、常にきているものではないので、着ていないとき荷物になることを考えれば、薄手でたたんだ時に小さくなるもののほうが使い勝手がいいですね。
上下ともにもって行きましょう!
パンツもレインウェアで、サイドが全部チャックで全開するものから、太ももの当たりまでチャックで開き、登山靴を履いていても着ることが出来るので、いざという時に助かりますよ!
ここもファッション的な好みの問題なので、好きなデザインを購入することをお勧めしますが、
夏に関しては、薄手のもののほうが使い勝手がいいですよ。
私はやはり、アディダスアウトドアかアークテリクスが好きなので、押しますが、アークテリクスはかっこいいですけど、お値段は高いですね。
普段も着れるようなデザインなので、 ファッションとしても普通に使えることを考えれば、アークテリクスは悪くないかと。
ちなみにジャケットだけでなく、下のパンツのレインウェアも忘れず買いましょう!
防寒儀(ダウン他):
防寒着(主にダウン)は夏の場合、2000m前後かそれを超えるような山の時は必ずもって行きます。そうでない場合、フリース&レインウェアで対応が大体出来ますが、
アウトドア用の薄いダウンがありますし、かなり小さくたためるので、念のために、よっぱど低山で無い限り携帯しておくに越したことは無いですよ。
速乾タオル:
ウェアではないですが、夏場は首もとに巻いているので(笑)
汗っかきじゃけー、タオルは重要です!!
顔や首もとの汗をすぐ拭けるだけで快適感が変わります。
普通のタオルではなくて、アウトドアやスポーツ用の速乾タオルが絶対です!!
汗を吸ってもすぐ乾いてくれ、時には小川で冷たい水を吸わせて、首元に巻いたりしても、良い具合に乾いてくれるしで、夏場は重宝します。
装備(ギア):
ザック(30L~40L):
ザックは、日帰り登山であれば(ご飯も作って食べたい)、30L~40Lのものをお勧めします。
私はGREGORY Z40という40Lのザックを使ってます。(今はもう無いのかな、、ズールが同等のモデルになるのかなと思います)。
日帰り登山であれば30Lくらいでも問題ないかなとおもいますが、40Lあると、山小屋一泊とかでも使いやすいので、
これから、しっかり登山をする気なら、最初のザックは40Lくらいが万能でちょうどいいかなとおもいます。(個人的意見ですが)
山小屋一泊とかはたぶん無いな、、、料理もこらないだろうなって方は30L前後でも日帰り登山なら十分かなとも思います。
私が使っているGREGORY Z40は別記事で詳しく書いてますが、背面が湾曲してメッシュになっているため、背中が涼しいので、汗っかきにはとてもいいです!
念のため雨の時のためにザックカバーも持ってましょう!
ハイドレーション (2L):
飲料用の水をいれて、ザックにしまい、ザックをいちいち毎回下ろさなくても、チューブからを飲むことの出来る、プラスチックバックの水筒のようなものです。
これは絶対おすすめです!
私は大体夏場はこのハイドレーションの水筒に2L水をいれていき、プラスチックのボトルに調理に使う水を500ml~1Lほど入れてもって行きます。
山行中に水を飲む時は基本的にこのハイドレーションのチューブから飲みます。
昔は、水筒やボトルに入れてザックに刺すか、入れてもっており、休憩の際にザックをおろして、ボトルを取り出して飲んでいたんですが、
不便な時も多いんですよね。
山行の過程がハードになればなるほど、水が飲みたいときにザックをおろして休憩できない時があったり、
水分補給がうまく出来ないことにもつながるので、
ハイドレーションでチューブで飲むことで、水分補給のペースを守りつつ、水分補給が出来るようになって、快適になります。
デメリットは、自分がどれだけ飲んだのか見えないので、水分補給のペースには気をつけたほうがいいですが、慣れて行きますよ。
トレッキングポール:
トレッキングポールも足への負担を軽減することが出来るので、
最終的な疲労が全然違います。
長い山行になると、後半、足が疲れすぎて歩けない!動けない!ってことも考えられます。
そうなると危険にもつながるので、トレッキングポールが使えるところでは使いながら歩くことで、足への疲労を分散させることが出来て、お勧めです。
スタッフバック:
完全防水のものだったり、撥水のものだったり色々ありますが、サイズ違いでさまざまなものが存在します。
正直、どこのでもいいと思いますが、さまざまなサイズがあるので、入れるものにあわせて選びましょう。
ザックの中に物をパッキングする時は、このようなスタッフバックに詰めているほうが、詰めやすいし、取り出しやすいのでお勧めです。
料理関係は料理関係でまとめたり、
ダウンやフリースを入れることで、ザックの中でコンパクトになりますし、濡れるのを防止することにもなります。
コンパス(もしくは方位がわかる時計):
山の中や、森林の中では方向感覚を失います。
普段、有名なところや、人気のトレッキングコースであれば、登山道がはっきりしていて、登山者も多いので、登山道を外れることはありませんが、
登山道がはっきりしていないところもあります。
もし登山道をしらないうちに外れてしまった場合、もしくは遭難してしまった場合
方角がわかるように方位磁石は持っているようにしましょう。
地図:
最近ではアプリで登山道の地図なんかも使えるので、そのようなアプリを入れておいて、常に自分がどこにいるのか把握できるようにしておきましょう。
しかし、携帯の電池が切れてしまったり、故障してその地図アプリが見られない時もあるので、自分が登る山の地図くらいは、購入しておいて、持参しておくようにしましょう。
常に地図を確認して、自分が地図上でどこにいるのかわかるよう、普段からトレーニングしておくほうがいざという時に助かるかと思います。
ヘッドライト:
朝が早い場合や、帰りが遅くなってしまった場合など、暗くなってしまった時にはヘッドライトがないと危険です。
明るい時からの出発でも何があるかわからないので、帰りが遅くなってしまったり、帰ってこれない事態になった時にはヘッドライトがあると助かります。
持っていくようにしましょう!
ヘッドライトはフランスメーカーペツルのものが定評あります。
私がペツル推しなのもありますが(笑)
と言いつつ、登山を初めた当初に買ったパナソニックのヘッドライトが健在なので(現在は廃盤のようです)、壊れたら、ペツルのに買い換えます。
料理関係
クッカー:
やっぱり、山頂でのご飯の時間は一番の楽しみといっても過言じゃないくらい至福のときじゃけー、クッカーは持っていくことがほとんどです。
といっても、私はこった料理とかをよく作るわけでなく、ほとんど、ラーメンかうどんかなんですが(笑)。
じゃけど、山頂でのラーメンはインスタントといえど格別です。
私がよくやるのは、インスタントラーメンの乾麺と簡単な具(きのこ類とソーセージ)をジップロックに入れてもって行きます。最終的なごみが少なくなるので。
私が愛用しているエバニューのチタンクッカーセット。
このメンスティンもすごい人気ですよね。
ハシ or フォーク類:
自分はそこまで荷物にならないので、普通のハシを持っていくことが多いのですが、クッカーの中にたたんで入れることの出来る、折りたたみ式のハシやフォークもあるので、そちらも便利じゃ思います。
バーナー&ガス缶:
ラーメンを作るにしても、お湯を沸かさないといけないので、バーナーがいります。
バーナーも色々ありますが、自分は定番のPRIMUSウルトラバーナー153ですね。
非常にコンパクトで、場所もとらないし、クッカーの中に入れていけるので便利です。
もちろん、バーナーを使うのにガス缶も必要ですから、もっていきましょう!
クッカーに入る小さなサイズが登山ではお勧めです。
安定性が悪いので、ガス缶のスタンドもあると非常に便利ですよ。
アルコールストーブ(バーナーとは違う楽しみ方をしたい時)
テント泊などをして料理を充実させたい時以外の日帰り登山では、
私は荷物を多くしたくないので、バーナーとアルコールストーブを両方持っていくことは少ないですが、今日はアルコールストーブかなーという気分の時はアルコールストーブを持っていきます。
バーナーのほうが便利ですが、アルコールストーブのほうが静かに炎を眺めながら過ごせる独特の時間があり、その楽しさもものすごくあります!
マグカップ&コーヒーセット:
これは絶対欠かせません(笑)
山頂のラーメンの後のコーヒーがこれまた格別です!
山頂でゆっくりコーヒーを入れて飲む時間がいいんですよ!
そのために必要なのが、マグカップと折りたたみ式のドリッパー。
私は、挽いたコーヒー豆をジップロックに入れて、ドリップ用のペーパーを持参します。
ドリップし終わった、粉とペーパーはそのジップロックに入れて持ち帰ります。
ドリッパーもペーパーを使用しない、何度も洗って使える布タイプのものもあるので、そちらもいいかもしれません!
私が使っている、エバニューのダブルウォールマグ
私が使っている、エバニューのシングルウォールマグ
山専ボトル(おうちゃく用・クッカーやバーナーの代わりです):
もう少し簡単にご飯をすませたい!
そんな時もあります。時間的に山頂でゆっくりできないな、、、、とか
今日はサクッと食べてサクッと降りてこよう!
ってなときもあるので、そんな時に便利なのがこの山専ボトル!
沸騰したお湯を入れて持っていけば、山頂でも90度近いお湯で持っていくことが出来ます。
それに、カップラーメン&お湯に入れるだけのインスタントコーヒーを持っていって、さくっとカップラーメン&インスタントコーヒーで済ませることもありますが、これもこれであると便利です!
山専ボトルは暖かい飲み物を持って生きたい、冬の登山でも活躍します!
プラスチックボトル:
飲料用は基本的にハイドレーションに入れた水から取りますが、
私は調理用やコーヒー用にプラスチックボトルに1L水を入れて、もって行くことがほとんどです。
トーチ:
SOTOのスライドトーチ。
これはバーナーではなくアルコールストーブを持っていく時は火をつけるのにいりますし。
バーナーの際も、バーナーも使っていると着きが悪くなって火が着きにくいということも出てくるので、そうゆうときにこのようなトーチがあると、バーナーの火もつけることが出来て、あるに越したことはありません。
バーナーの火がつかなくて、楽しみの料理の時間がなくなってしまったら最悪ですからね。
ナイフ:
ナイフも必ず無いといけないわけじゃないと思いますし、正直、日帰り登山では私の場合、ちゃんと料理をするわけでもないので、登場回数は少ないですが、
何かあったときにあるに越したことは無いかなと思うので、持参しておくのはいいと思います。
キャンプをしたりテント泊で野料理の際にも使うので1本はあると便利ですよ。
私も、一度、ハシを忘れてしまい。枝を削ってハシ代わりにすることも出来たこともあるので、あるに越したことはありません。
行動食
登山は思っている以上にエネルギーを使うので、ハンガーノックを引き起こさないためにも、ちょこちょこ歩きながら行動食を食べることをお勧めします。
私が好きなのは、ナッツ類、とドライフルーツですね!
チョコバーもいいんですが、夏場は溶けてしまうので、夏は持っていかないです。
変わりに、クリフバーのようなバーをもって行きます。
このクリフバーは味も色々あって、硬さもソフトな感じなので食べやすくて好きですね。
しかも、これ、冬でも凍ってカチカチにならないように出来ているので、冬山でもよくもって行きます。
緊急応急処置グッツ
吸引機:
使用する機会は幸運なことに今まで無かったですが、夏場の山は蜂に刺されたり、毒蛇にかまれたりということは考えられるので、そうゆうときのことを考えて、吸引機はいつも持参してます。
もしかしたら、これで命が救われることにつながる可能性も、ありますからね。
絆創膏
普通のサイズと、靴擦れ用のサイズ。
あるとたまに便利です。擦り傷や切り傷が出来ることもあるし、靴擦れを起こす時もありえるので、そんな時に絆創膏もってると、非常に助かります。
消毒液
一応小さなスプレーボトルに入れて持っていってます。
怪我をした時の治療に念のためにあるといいです。
エマージェンシーシート
これも私は幸運なことにお世話になったことはありませんが、荷物にもならないし。
もし、遭難してしまって、一晩山の中ですごさないといけないとなった時など、低体温症を防ぐためにも、持っているに越したことは無いと思います。
すごい薄いものですが、その割りに、包まっているのとそうでないのとでは保温力が違うので、これも、最悪なことがおきた時に命に関わるものだとも思うので、持っていたほうがいいです。
テーピング
捻挫や骨折をしてしまった時などに、固定することの出来るテーピング類を持っておいたほうが安心かと思います。
もしもの時の装備:
ツェルト
ツェルトは軽量なものであれば、そこそこ小さくなるので、もしもの時にあるととてもいいかと思います。
雨が降ってきてしまって身動きが取れない。
怪我をして身動きが取れない、
身動きが取れない状況で雨が降ってきてしまったなど最悪な状況で、
ツェルトがあるだけで、簡易の雨宿りにもなるので、救助を待たないといけず、雨が降っている中1日山にいなければならないような時も、雨を防げるので、あるに越したことはないです。
もしもの時の装備(上級者向け)
ロープ:
これこそ、荷物にはなるので考え物ですが、10m~20mのロープとスリングがあれば、小さな崖で、ここを降りられたら!
何か命綱になるものがあれば!
これをくくりつけておくものがあればなど、簡易ロープがあれば色んな状況下に対応できる可能性が増えます。
スリング:
スリングとはこのような帯の輪かの様なもので、さまざまな用途で使えます。
何かに引っ掛けて、ロープを通すアンカーがわりにしたり、
簡易ハーネスを作ることも出来るので、スリングでハーネスをつくりロープで命綱にして滑落しないようにしたり、
懸垂下降をすることも出来ます。
ATCガイド:
これがあれば、懸垂下降が出来る可能性も出来ますし、何かを引っ張り上げることも出来たりするので、何かあったときに持っていれば助けてもらえる可能性が出来ます。
その他
日焼け止め:
私は、登山に持っては行きませんが、
思った以上に標高も高くなると紫外線も強く、日焼けするので、
登る前にちゃんと塗っていくようにします。
塗り忘れた時は、後悔するときがよくあります。
虫除け:
虫除けも登山には持っていきはしませんが、登る前に振りかけていくほうが夏場は虫から守ってくれますよ。
トイレットペーパー:
登る前に必ず行きますが、
念のために持っていってます。山行中に催してしまった場合、トイレなんて無いですからね。
あるとそのような場合安心です。
登山用の土にすぐ帰る様に作られているものにしましょう。
芯が無く、外側をガムテープでぐるぐる巻きにして、内側からつかっていくようにすると、防水にもなって便利ですよ。
その他(遊び)
カメラ:
私は山での写真を撮るのが好きなので、よく一眼レフカメラを持っていきます。
ソニーのサイバーショット RX100M7 が最近じゃと注目度が高いですね!
GoPro:
最近でこそYoutubeとかもやっているので、GoProで動画を取ったりするのも、思い出としてもいいかもしれませんね!特に山によったら、ゆっくりカメラ取り出している暇の無いようなところもありますし。
GoProは登山には必須ですね。どこかにマウントすれば両手も開いて、臨場感のある動画を残せます。GoPro Hero4 Silverを最近まで使ってましたが、GoPro Hero8に変えて、手振れ補正が全然違います。かなりスムーズ!!Hero7あたりからかなりよくなったみたいですね。
温泉セット
着替え一式
こちら、フランスは、残念なことに温泉が無いですが、
日本は大体ふもとに温泉があるところが多いので、温泉も楽しみの一つです。
着替えも用意しておいて、下山後疲れた体を温泉で癒してあげて、着替えて変えれば、気持ちいですしね!
車じゃなくて電車とかだと難しいかもですが、、
最後に:
私の夏の登山装備でした!
夏といっても、どこに登るのか?どんな天気なのか?山頂でラーメン食うのか?によっても持って行くものが変わるので、この場合あの場合と参考にするのが難しいものもあったかと思いますが、
絶対持って行きましょうというものは持って行きましょう!山は何があるかわかりません!供えあれば憂いなしです!
後は、山に登ぼっていると自分のスタイルが出来てきますし、その時にまた必要なもの不必要なものが出てくると思いますよ。
先ずは安全に!そして、思いっきり楽しみましょう!