出た！ビッグ＆ジャイアントベイト専用機 スコーピオンMD＆タトゥーラTW300 比較

みなさんこんにちはActibu Outdoorのヤスです。

アウトドア大好き！バスフィッシングが好きな週末アングラーです。現在はフランスにいるため、バスフィッシングの代わりにパイクフィッシングを始めました！

フランスでのルアーフィッシングなどの様子をActibu Chと言うYouTubeチャンネルで配信しているので、興味があれば覗きに来てください。

パイクフィッシングではバスでも流行っているビッグベイトゲームが主流のためビッグベイトを使う場面が多々あり、しかも100gや200gを超えてくるようなルアーも沢山ある。

現在は主流の2ozクラスが投げられるロッドにシマノのバンタムMGLのタックルでやっているが、やはり、2oz以上のルアーを投げたくなる。

そして、おかっぱりがメインで、しかもぴん打ちすると言うよりはビッグベイトを遠投して広範囲にサーチをしたいシチュエーションが多いため、来シーズンはその為のビッグベイト専用タックルを揃えようと思っていたところに、

ダイワやシマノからめちゃくちゃ気になるリールが発表されましたね！

ダイワ：タトゥーラ（Tatula） TW 300/400　すでに販売開始してます。

シマノ: スコーピオン（Scorpion）MD（モンスタードライブ）

発売は2021年の5月（右巻き）と6月（左巻き）とのことなので、今のところ自分の用途に1番あってるんじゃないかと思ったこのスコーピオンMDを他社のライバル機と考慮も兼ねて比較してみたいと思います。

シマノスコーピンMDとは？

モンスターとの力勝負を見据えたナイロン20lbを160mストックするストロングベイトリールの登場です。スプールを薄肉化＆ナロー化したうえで、SVSブレーキのピンを従来の6本から8本へ増やすことで、遠投性能と対バックラッシュ性能をともに向上。ビッグベイトをはじめとする空気抵抗の大きいルアーを使用していても、安心して振り切れます。43mmの大径スプールと7.9のエキストラハイギアにより着水直後からクイックなルアー操作が可能。ハンドルは45mmの標準仕様と、51mmのロング仕様をご用意しました。

シマノ

2021年1月シマノから発表された超ハイギア＆大容量のビッグベイトやジャイアントベイトなどをフルキャストすることを前提に開発された、ビッグベイト＆ジャイアントベイト専用機と言っても過言でないスペックのベイトキャスティングリールです。

スペック表

品番	ギア比	最大ドラグ力 （ｋｇ）	自重 （g）	スプール寸法 （径mm/幅mm）	ナイロン糸巻量（lb-m）PE糸巻量（号-m）	最大巻上長 （cm/ハンドル1回転）	ハンドル長 （mm）	ベアリング数 BB/ローラー	本体価格 （円）
300XG RIGHT	7.9	8.0	320	43/22	16-210、20-160、25-135 4-180、5-140、6-120	107	45	7/1	36,000
301XG LEFT	7.9	8.0	320	43/22	16-210、20-160、25-135 4-180、5-140、6-120	107	45	7/1	36,000
300XGLH RIGHT	7.9	8.0	315	43/22	16-210、20-160、25-135 4-180、5-140、6-120	107	51	7/1	36,000
301XGLH LEFT	7.9	8.0	315	43/22	16-210、20-160、25-135 4-180、5-140、6-120	107	51	7/1	36,000

特徴：

注目は8つのSVSブレーキでしょうか。

ビッグベイトやジャイアントベイトを投げやすいように、従来のリールより、より強いブレーキをかけられるようになったとのことなので、重たいルアーをPEラインでフルキャストして遠投するような使い方をする釣りには、強い味方になってくれるような気がします。

ハンドル長が２パターン

• 45mm （全長90mm）
• 51mm（全長102mm）

右巻き左巻きとあり、それぞれにハンドル長が２パターンあります。

ハンドル長が２パターン用意されているのも嬉しいところ。

ハンドル長は　45mm （全長90mm）＆ 51mm（全長102mm）の２パターン。

これは用途や好き嫌いに応じて選べるのは嬉しいところですね。

スピーディーな巻き取りが必要なら、短い45mmの方が、長ハイギアを生かしたスピーディーなリーリングが出来るし、

引き抵抗の強いジャイアントベイトやビッグベイトを巻く時や、怪物とのファイト時にトルクフルな巻き取りがしたければ、長い51mmがいいかもしれません。

ギア比は超ハイギアのみ

ギア比の選択肢が1択しかないのは、もしかしたら残念な人もいるのかもしれません。

ギア比7.９で最大巻上長107cm

このクラスになってくると、ノーマルギアでもバス用リールのハイギア並の最大巻上長があるため、バスメインでビッグベイトやジャイアントベイトを遠投して使いたいような人の中には、ノーマルギアでも十分と思う人もいるかもしれませんね。

そうなると、もしかしたらノーマルギアの選択肢のあるダイワタトゥーラTW300/400と言う選択肢にもなってくるかも。

ダイワ タトゥーラTW 300/400とは？

Toughness ＆ Durability！　待望のヘビーライン対応ＴＷＳ搭載機。ビッグベイト・ジャイアントベイトでのモンスター狙いに。ソルトにも対応。

「HYPERDRIVE DESIGN」による初期性能が長く続くことを目指した設計思想の次世代ベイトリールとして、グローバルモデルＴＡＴＵＬＡシリーズに最新テクノロジーを搭載したＮＥＷサイズモデルが登場。

ダイワ

こちらも、大容量のビッグベイト＆ジャイアントベイト専用機！

こちらは３００と４００のサイズ違いとノーマルギアとハイギアが用意されています。

スペック表

品名	巻取り長さ （cm/ハンドル 1回転）	ギア比	自重 （g）	最大 ドラグ力 （kg）	標準巻糸量 フロロ・ナイロン （lb/m）	標準 巻糸量 PE （号-m）	スプール径 （mm）	ハンドル 長さ （mm）	ベアリング （ボール/ローラー）	メーカー 希望本体 価格（円）
300	85	6.3	325	13	20-185 25-145	#3-285 #5-160	43	110	7/1	37,000
300L	85	6.3	325	13	20-185 25-145	#3-285 #5-160	43	110	7/1	37,000
300XH	109	8.1	325	11	20-185 25-145	#3-285 #5-160	43	110	7/1	37,000
300XHL	109	8.1	325	11	20-185 25-145	#3-285 #5-160	43	110	7/1	37,000
400	85	6.3	335	13	25-180 30-140	#5-215 #6-180	43	110	7/1	38,500
400L	85	6.3	335	13	25-180 30-140	#5-215 #6-180	43	110	7/1	38,500
400H	95	7.1	335	13	25-180 30-140	#5-215 #6-180	43	110	7/1	38,500
400HL	95	7.1	335	13	25-180 30-140	#5-215 #6-180	43	110	7/1	38,500

特徴：

もともとダイワのマグネット式のブレーキは空気抵抗の大きなビッグベイトやジャイアントベイト向きではあるのかなと思いますので、安定のMAGFORCEでデカイルアーを振り抜くには使いやすいことは間違いなしな気がします。

300/400とサイズ違い＆ノーマルギアとハイギアのラインナップ

スコーピオンMDのようにハンドル長違いのラインナップはないものの、

スプールサイズ、ボディーサイズの異なる300＆400が用意されているのは、釣りの用途によって選べるので嬉しいポイント。

また、ギア比もそれぞれのサイズでノーマルギア＆ハイギアと用意されているので、こちらも自分の釣りのスタイルや用途に合わせて選べるのはとても嬉しいところですね。

スコーピオンMD＆タトゥーラTW300XH比較表

タトゥーラTW300/400はギア比違いとサイズ違いのラインナップがある為、今回はスコーピオンMDと同等の300サイズのエクストラハイギアのものと比較。

	スコーピオンMD	タトゥーラTW300XH
ギア比	7.9	8.1
スプール径 （mm）	43	43
巻取り長さ （cm/ハンドル 1回転）	107	109
最大 ドラグ力 （kg）	8	11
標準巻糸量 フロロ・ナイロン （lb/m）	16-210 20-160 25-135	20-185 25-145
標準 巻糸量 PE （号-m）	#4-180 #5-140 #6-120	#3-285 #5-160
ハンドル 長さ （mm）	102	110
ベアリング （ボール/ローラー）	7/1	7/1
自重 （g）	315	325
メーカー 希望本体 価格（円）	36,000	37,000

こうしてみると、スペックはほぼ同等。

ボディーもどちらもメタルハウジングで剛性もしっかししてそうですし、どちらも海水対応。

違うとすれば、ドラグ力とラインキャパにおいてはタトゥーラTW300/400の方が優っており、より容量が大きいところ。

そして、300と400と言うサイズ違いでギア比違いのラインナップがあるところにおいては、用途や好みで選べる幅が大きいのは嬉しいところかもしれません。

個人的にはドラグ力やラインキャパの大きなタトゥーラの方が海での使用幅が大きい印象です。

しかし、個人的にはパイクフィッシングやバスフィッシング、それにシーバスに使うにしても、タトゥーラまでのドラグ力11kg（XH)または13kg（ノーマルギア）は必要ないですし、

糸巻き量も、ジギングをするわけじゃないので、そこまでのラインキャパはいらないかなと言うのが本音。

海の釣りをされる方には、嬉しいところなのかもしれませんが。

私は海で数十キロある青物をキャスティングで狙うんです！ジギングで狙うんです！このドラグ力でもドラグを出されるような青物や怪物を狙ってるんですって方はタトゥーラの方が選択肢が多いのかもしれません。

後は、やはりブレーキ特性によるのかなと思います。

遠心ブレーキがいいのか、マグネットブレーキがいいのか？それは好みもありますし、マグネットブレーキの方がビッグベイトやジャイアントベイトに向いてるような気もしますが、

今回シマノスコーピオンMDに搭載された8つのSVSはかなり気になるところ。

今のところ私はビッグベイト＆ジャイアントベイトを安心してフルキャストで遠投しまくりたいと思っていたのもあり、

”ビッグベイトをはじめとする空気抵抗の大きいルアーを使用していても、安心して振り切れます”

このスコーピオンMDのうたい文句に個人的には惹かれています。

とは言っても、タトゥーラTW300/400も同じようにビッグベイトをぶっ飛ばせそう、、、

他類似機とも比較

2021年にタトゥーラTW300/400とスコーピオンMDが出る前に気になっていた、

ダイワのジリオンTW HDのハイギアモデルと

シマノが誇るアンタレスDCMDとも比較してみました。

	スコーピオンMD	タトゥーラTW300XH	ジリオン TW HD	アンタレスDC MD
ギア比	7.9	8.1	8.1	7.8
スプール径 （mm）	43	43	36	38
巻取り長さ （cm/ハンドル 1回転）	107	109	91	93
最大 ドラグ力 （kg）	8	11	7	6
標準巻糸量 フロロ・ナイロン （lb/m）	16-210 20-160 25-135	20-185 25-145	16-125 20-100	12-165 14-145 16-120 20-100
標準 巻糸量 PE （号-m）	#4-180 #5-140 #6-120	#3-285 #5-160	#2-230	#3-130 #4-100 #5-80
ハンドル 長さ （mm）	102	110	100	90
ベアリング （ボール/ローラー）	7/1	7/1	10/1	10/1
自重 （g）	315	325	240	235
メーカー 希望本体 価格（円）	36,000	37,000	46,500	76,000

こうして単純なスペックだけを比較してみると、ドラグ力やラインキャパはタトゥーラやスコーピオンMDはより海での使用も意識して作られているような気がしますね。

それにやはり、ジリオンTWHDとアンタレスDCMDはベアリングの数が多いのに自重もかなり軽いのをみるとやはりハイエンドモデルだなと言った感じ。

値段もそれ相応に高いですが、、、、

アンタレスDCMDはDCも搭載されているし、このクラスでは最強には代わりなさそう。

ハイエンドモデルはバーサタイル性も高そうです。

しかし、ビッグベイト＆ジャイアントベイト専用機としてみたら、コスパで優っているのはタトゥーラTW300/400とスコーピオンMDかもしれませんね。

私も含めビッグベイト＆ジャイアントベイト専用機として、でかいルアーをぶん投げ倒したいが、アンタレスDCMDはやっぱ高いよ！って人は確実にどちらかは買いなんじゃないでしょうか！！

関連アイテム

現在シマノスコーピオンは絶賛予約受付中！！

ダイワタトゥーラTW 300/400

ダイワTW HD 2018年モデルですがハイパワーモデルでビッグベイト向き。

実際、スコーピオンMDとタトゥーラTW300が出るまではこのリールが1番の候補でした。

アンタレスDC MD 言わずと知れたビッグベイトにも最強の最強リール

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